ソルブロン基布

ソルブロン基布について

ソルブロン基布

ニチビソルブロン基布は、水または温水に溶解する特殊合成繊維ソルブロンを経糸と緯糸にして織った、水溶性織物です。
ソルブロン基布の使用例として、この織物に刺繍糸で刺繍を施し、その後、温水に漬けると、ソルブロン基布が溶解除去され、刺繍のみがレースとして残ります。このように、ニチビソルブロン基布はレース(チュールレース、ケミカルレース等)の製造過程で、その特性を活かし幅広く利用されています。

ソルブロン®はこちら

ソルブロン基布の使用例

例1

1.ソルブロン基布に刺繍糸で直接、またはチュールネット(網)や伸縮性の布地と張り合わせた後、刺繍糸で刺繍します。

↓
例2

2.刺繍後のソルブロン基布。

↓
例3

3.刺繍後、温水でソルブロン基布を溶解除去します。温水で溶解されない糸で刺繍された刺繍(レース)が残ります。

主なソルブロン基布の規格

ソルブロン基布は65℃以上の温水で溶解し、密度の違いにより770,970,980番、
織巾は112cm,160cmの 各種タイプがあります。

品 番 原 糸 密 度
( 本/インチ)
規 格 溶解処理
温度(℃)
巾(cm) 長(m)
GTS 770 / 44 55T 55T 70 70 112 58 65℃以上
GTS 970 / 44 90
GTS 970 / 63 160
GTS 980 / 44 86 112
溶解処理温度は刺繍内容等により変化します。
また、ヒートセット等の熱処理によって溶解温度が上昇することがあります。
お問い合わせはこちら 産業素材部 ソルブロン課