ニチビアルフ®の特徴

標準タイプ

高耐熱タイプ

  • 耐熱性に優れ、加熱後も優れた強度、柔軟性を有します。
  • 高強度、高弾性率です。
  • 耐食性に優れています。
  • 電気絶縁性です。
  • 吸湿性がありません。
  • 遮熱性に優れています。

ニチビアルフ®の用途例

  • 炉内張り材
  • 断熱マット
  • 遮熱カーテン
  • 高温絶縁保持体
  • 炉内搬送ローラーカバー材
  • 極低温断熱材
  • 金属熱処理用スペーサー
  • プラスチック砥石用原糸
  • 補償導線・熱電対等耐熱絶縁被覆材
  • 半導体拡散炉用断熱材料(断熱リング)
  • セラミック基複合材料(CMC)
  • その他

ニチビアルフ®とRCFの規制について

  • ニチビアルフ®は労働安全衛生法等で規制されているリフラクトリーセラミックファイバー(RCF)とは異なります。したがって、「特定化学物質障害予防規則」等の適用を受けません。
  • RCF製品をニチビアルフ®で覆った縫製加工品は粉じん・発散を防止する処理が講じられ、内容物のRCFを外部に露出・発散させる作業をしない限り「特定化学物質障害予防規則」等の適用を受けません。

特性

項目 種類 標準タイプ
長繊維
高耐熱タイプ
長繊維
白色 桜色
形態 連続繊維 連続繊維
繊維径(μm) 7 10
化学成分(%) Al2O3 72 70
SiO2 28 28
B2O3 2
密度(g/cm3) 2.9 3.0
結晶相 γ-Al2O3 γ-Al2O3
最高使用温度(℃) 1,250 1,400
融点(℃) >1,850 >1,800

繊維径による折り曲げ回数比較

加熱による強度保持率